別の記事にも書きましたが、興味深い数字なので再掲します。
少々古い統計ですが、令和2年においては、婚姻件数525,507組、離婚件数は193,253組で、そのうち熟年離婚の件数は38, 981組となっているそうです。
※令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)より。
つまり、結婚したカップルの3分の1以上は離婚していることになるんです。
年間約20万組の離婚ということは、男女合わせて40万人のシングルが誕生していることに。
バツイチの場合は男性はもちろん、女性も忙しく働いている場合がほとんどでしょう。
アラサーからアラフォーになり、さらにアラフィフになると、年齢的にあう独身者を探すことは、日常の出会いの中からは見つけることがとても難しくなります。
マッチングアプリを活用することは今では普通のことです。大いに活用して出会いの幅を広げることがコツです。
ただ、バツイチの場合は同じ失敗を繰り返したくないですよね。
バツイチ同士の恋活におけるコツと注意点を以下にまとめました。子供がいる場合といない場合をそれぞれまとめてあるので参考にしてください。
バツイチ子持ち同士の恋活のコツ
50代以上になると小さな子供がいることはほとんどないと思います。子供がいても10代か20代の年齢になっているでしょう。
それとなく、子供たちに伴侶を探していることを伝えておいた方がいいと思います。
恋活のコツ
子供の話で仲良くなりやすい
バツイチ子持ち同士なら子供の話が共通点となるので、お互いに好意を持ちやすくなります。
お互いの境遇に理解がある
お互いの境遇に真の理解があるので、無理なく関係を築いていきやすいです。
共感と信頼が生まれやすい
子供の進路に関する会話の中で共感ポイントをたくさん発見できるので、信頼感も生まれやすくなります。
お互いに前の結婚生活から学んでいる
より大人で落ち着いた恋愛がしやすくなります。
注意点
むやみに前の配偶者の話をしない
「前のときは」とか「今までは」といったワードを聞くだけでも、相手は前の人と比べられてる感じで、なんか嫌だなと感じてしまうことがあります。
特に女性は前の男性の話をしがちなので注意しましょう。
再婚を急ぎ過ぎない
バツイチ子持ち同士の再婚は、子なし同士の結婚に比べるとハードルが高くなることもあります。事前に起こりうる問題と対策を十分考えておいた方がいいと思います。
子供が賛成してくれるのが一番いいですね。相手に親しみをもってくれるともっといいです。お互いのことに加えて子供の気持ちもしっかりと考えなければ。
子連れの場合は子供の進路を考えることが難しいことも
子連れ再婚といっても、子供はもう大きくなっているでしょう。子育てという年齢ではないと思いますが、大学進学や就職など進路に関して考えるべき問題が発生するので、難易度は上がります。
でも知り合いで妻の連れ子も夫は自分の子のように可愛がり、お互いに信頼しあって、とてもうまくいっているカップルもいますから、勇気を持ってください。
恋活方法
友人から紹介してもらう方法や習い事を始めて出会いを求める方法があります。これらは自分自身を成長させつつ、新たな出会いを見つけることができます。
上記のポイントを心掛けつつ、自分自身を大切にしながら恋活を進めてみてください。失敗を恐れずに挑戦することも大切です。頑張ってください。
子持ちではないバツイチ同士の恋活のコツ
子供がいない場合は、本人同士の恋活です。結婚歴があるので失敗も経験しているはずですから、より良い結婚生活を送るコツがある程度わかっていると思います。
注意点
前の結婚と比較されやすい
前の結婚相手と比較されやすいのがうまくいかなくなる理由のひとつです。
「前の夫(妻)はこうだった」と言われたら、嫌な気持ちになるでしょう。しかし、これはお互いにうっかり発言してしまわないよう気をつけなければなりません。
つい比べてしまうことは誰しもあるものですが、言葉にしてしまうと悪い方向へ進むリスクが高まります。
再婚を焦って相手選びを間違ってしまう
離婚すると、孤独や不安から再婚を焦ってしまうことがあります。これは本当によくあることなので注意してください。
相手がどんな人なのか十分に理解しないうちに再婚を決断すると、後悔するリスクが高まります。
突然キレたりする人は要注意。マイナスのことばかり言う人や責任感に乏しい人、金銭感覚が合わない人も避けましょう。
恋活方法は前記の子持ち同士の恋活方法と同じスタンスです。
バツイチ同士で再婚するメリット
例えば、結婚を現実的なものとして考えられる。どちらかが引け目を感じることがない。離婚の経験があるからこそ次の結婚生活を大切にしようとする。
親族に理解を得られやすい。結婚に関する手続きがスムーズに進む。お互いに歩み寄れる等があります。
メリットもたくさんあるので、これらのポイントを理解しつつ、自分自身を大切にしながら恋活を進めてみてください。
伴侶がいる安心感・安定感は、想像以上のものがあります。
後半の人生を明るく楽しく過ごしたいものですね。
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